風見しんご“娘”の花嫁姿に思わず涙「セリフと分かっていても…」

[ 2013年8月28日 17:11 ]

「独りぼっちの地球人feat.ULTRASEVEN」記者会見に出席した田名部生来と風見しんご

 俳優の風見しんご(50)とAKB48の田名部生来(20)が28日、都内で行われた舞台「独りぼっちの地球人feat.ULTRASEVEN」(9月12日―16日、新宿スペース107)の発表記者会見に出席。風見は娘役である田名部のウエディングドレス姿に思わず涙を見せた。

 不朽のヒーロー「ウルトラセブン」を題材にした円谷プロ製作の舞台。といっても戦闘シーンはなく、子どもの頃に「セブン」を見て育った大人が本当の自分を取り戻すための戦いを描くという。

 会見では舞台で演じる結婚式のワンシーンを披露した。新婦の父として娘に送る手紙を読み上げた風見は、感極まった表情を見せ「ウエディングドレス姿を着ていると、セリフとは分かっていてもグッとくるものがある。感情を込めすぎたら舞台にならないかも」と娘を持つ父親として役柄と心境を重ねた。

 自身との共通点についても「生きていると、いろいろな経験があるもので、失って気づく大切さがある。今回の主人公のテーマも失ったところからスタートする。心のなかの娘を取り戻す、また許しの話でもある」と説明。「ちびっ子には申し訳ないけど、お父さんだけで見に来て欲しい。おやじによるおやじのためのウルトラシリーズ」と呼びかけた。

 風見は2007年に当時10歳だった長女を交通事故で亡くしている。

続きを表示

この記事のフォト

2013年8月28日のニュース