片山陽加&佐藤亜美菜 Wキャストで「今までにないチャレンジ」

[ 2013年8月28日 17:28 ]

ミュージカル「SEMPO」ゲネ&キャスト会見に出席したAKB48の佐藤亜美菜(左)と片山陽加

 「AKB48」の佐藤亜美菜(22)と片山陽加(23)が28日、都内のスタジオで行われた出演舞台ミュージカル「SEMPO」のキャスト会見に主演の吉川晃司(48)らと出席した。

 戦時中のユダヤ人救済に尽力した実在の外交官・杉原千畝(ちうね)さんの半生を描くミュージカルの再演。今回初参加となる佐藤と片山はダブルキャストで、吉川演じる主人公・杉原千畝(ちうね)さんの妹節子を演じる。

 片山は「このような作品に出させていただけることをうれしく思っています。時代背景も難しく、今までにないチャレンジ。精一杯作品に恥じぬよう、頑張っていけたら。私たちの世代では、こういう舞台を見たことがない人もいっぱいいますし、今の若い人たちに足りない部分が含まれていると思う。幅広い世代の方に見ていただきたい」と意気込み。

 今回は歴史モノとなるが、個人的には「歴史がすごく苦手で、学校の授業でもなかなか覚えられなかった」という佐藤。「初めてこのお話を聞いた時は苦手だなと思ってしまった。最初は台本を読んでも分からないことがたくさんあったし、1回台本を読んだだけではまったく理解できなかった」と本音を吐露。ただ、読み込んでいるうちにその感覚は変わったそうで、「深く分かっていったら、千畝さんという存在を知って良かったというか、知らなくて恥ずかしいなって思うぐらいに本当に素晴らしい人だなと気付いた」と胸を張った。

 「AKBでは年長組ですが、舞台の話をすると、若いメンバーの子には難しそうだなって子がたくさんいるけど、本当に分かりやすいし、面白い。AKBのメンバーはもちろん、若い世代の方に見ていただいて、もっと千畝さんのことを知っていただけたら」と思いを語った。

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