「この子、天才なのよ」藤さん、海老名香葉子さんに宇多田を自慢

[ 2013年8月24日 06:00 ]

藤圭子さんの思い出を語る海老名香葉子

藤圭子さん投身自殺から一夜

 藤さんのプロデューサーとしてデビュー曲「新宿の女」や「圭子の夢は夜ひらく」をヒットさせた作詞家で、今年3月に腎臓がんのため死去した石坂まさをさん(享年71)を偲(しの)ぶ会が23日、都内のホテルで営まれた。音楽関係者ら200人が出席。石坂さんの軌跡を紹介したボードには、藤さんのレコードジャケットも展示された。

 会の発起人であるエッセイストの海老名香葉子さん(79)は、デビュー前に藤さんを世話していたことがあるといい、悲報を受け「なんで私が捜してあげなかったのかな」と涙した。

 藤さんは石坂さんに連れられて海老名家に下宿するようになり、「人懐っこい子でしたね」。母親になってからも親交は続き、4、5歳のヒカルを連れて来て「この子、天才なのよ」とうれしそうに紹介。いつもヒカルのデモテープを持っていたという。最後に会ったのは約15年前。新幹線の車内で偶然見かけ、「声をかけると、驚いた様子で“おかみさん”と抱きついてきた」と懐かしそうに振り返った。

 だが、藤さんは石坂さんとは疎遠になり、最後は憎しみに近い感情も抱いていた。「親不孝をしたと思います。石坂さんが一生懸命尽くしてくれたのに、仲たがいしてしまった。私は仲良くしてほしかった」と話した。

 デビュー2年目から約3年間、マネジャーを務めた成田忠幸さん(61)は「天才肌で物事をいろんな角度からよく見てる人。ハッキリと物を言う男っぽいところもあった」と振り返った。関係者によると、藤さんの悲報を受けて、会を延期する声も上がった。だが、石坂さんが亡くなった3月以降、会の発起人らは誰も藤さんと連絡がとれなかったという。

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