平手打ちでタレント3人けが 関西テレビの番組収録

[ 2013年7月11日 21:20 ]

 関西テレビ(大阪市)は11日、バラエティー番組「SHINPUU3 奇跡の確率(仮題)」の収録で、平手打ちを受けたお笑いタレント3人が鼓膜の損傷など1~2週間のけがを負った、と発表した。

 同局によると、けがをしたのはお笑いトリオ「GAG少年楽団」の福井俊太郎(32)と坂本純一(30)、お笑いコンビ「コマンダンテ」の安田邦祐(29)。

 3人は5日、目隠しをした状態で平手打ちを受け、誰の手だったかを当てるというコーナーの収録に参加。その後、病院で検査したところ、それぞれ首の捻挫や鼓膜の損傷などと診断された。

 番組で平手打ちをしたのは、プロレスラーやタレントら計10人。けがをした3人は6~10回たたかれた。「平手打ちをする際、太鼓を鳴らし不意打ちにならないよう配慮した」としている。番組は平手打ちのコーナーをカットして26日未明に放送するという。
 関西テレビでは昨年10月にも、若手タレントが番組収録中に肋骨を折るけがをしている。同局広報は「管理指導を徹底し、再発防止に取り組む」としている。

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2013年7月11日のニュース