AKB北原里英ら観光大使 宮城・松島で復興アピール

[ 2013年6月22日 18:16 ]

宮城県松島町の一日観光親善大使に就任し、遊覧船で地元の子どもたちと交流する北原里英(右から3人目)らAKB48のメンバー

 人気アイドルグループAKB48のメンバー6人が22日、東日本大震災で被災した宮城県松島町の一日観光親善大使となり、日本三景の一つ、松島の遊覧船に乗ったり、ライブをしたりして、地元住民らと触れ合った。

 メンバーの北原里英(21)らが町内の広場で「少しでも復興のお手伝いができれば。多くの人に東北に来てほしい」とアピールすると、集まった観光客らから歓声が上がった。

 遊覧船には地元のサッカーチームの小学生約40人と一緒に乗り込み、好きなサッカー選手や動物を教え合った。ライブでは、約400人を前にヒット曲「会いたかった」などを披露した。

 松島観光協会によると、2012年の松島の観光客は265万人で、震災前の10年に比べ34%減。福井啓次事務局長は「若い人もAKBが訪れた松島に足を運んで」と話した。

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2013年6月22日のニュース