AKB総選挙「地方分権」を象徴したタプル松井の「神セブン」入り

[ 2013年6月9日 06:00 ]

6位の松井珠理奈は涙

AKB48第5回選抜総選挙

(6月8日 日産スタジアム)
 HKT48指原莉乃の1位が象徴するように、選抜メンバーには、AKB48以外の姉妹グループ4組から計7人が入り、「地方分権」を印象づけた。

 結成6年目のSKE48からは松井珠理奈(16)と松井玲奈(21)のツートップに加え、須田亜香里(21)が初選抜入り。NMB48からは山本彩(19)と渡辺美優紀(19)が初めて16位以内に割って入った。

 SKE48では松井珠理奈が6位、松井玲奈が7位。看板の「ダブル松井」が、「神セブン」と呼ばれてきた7位の壁を乗り越えた。

 昨年9位だった珠理奈は順位を3つ上げて名前を呼ばれると、ステージ上で泣きじゃくった。5月22日に発表された速報の4位よりは順位を下げたものの、人前で涙を見せるのが嫌いな16歳も、こみ上げるものを抑えられなかった。

 「6位という素敵な順位をいただけてホッとしました。ありがとうございました。48グループの先頭を切っていけるような人になりたいです!」と声を震わせながら宣言。次世代のエース候補と呼ばれる自覚をうかがわせた。

 玲奈は昨年の10位から3位順位を上げ、夢の「神セブン」入りを果たした。握手会でファンから「7位に入って!」といつも応援されていたが、結果が出せず、申し訳ない思いを抱いていた。

 「今年は目標を突破できて、一番に思い浮かんだのは、ファンの方々の素敵な笑顔でした。素敵なプレゼントをいただいて、人生で使い切れないくらい魔法をかけていただきました」。自然とうれしい涙が頬を伝っていた。

 SKEは速報では、珠理奈を筆頭に玲奈、須田のほか、木崎ゆりあ(17)柴田阿弥(20)の5人が16位までに入り、最終結果がどうなるのか注目を集めていた。

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