津川雅彦 悔しさにじませ「願わくば100歳でもう一本」

[ 2012年5月31日 06:00 ]

新藤兼人監督の想い出を語る津川雅彦

新藤兼人監督死去

 津川雅彦(72)は仕事先の京都から帰京し、深夜に都内の事務所で会見。「気配り目配りの素晴らしい人でした」としのんだ。92年公開の「ぼく東綺譚」に永井荷風役で主演したのが出会い。「一枚のハガキ」にも出演した。

 100歳の誕生会にも駆けつけて祝福しており、約1カ月後の悲報に悔しさがにじんだ。「願わくば100歳でもう一本撮らせてあげたかったけどね…。でも最後に“おめでとうございます。お疲れさまでした”と声をかけてあげたい」と1世紀を映画に生きた監督をねぎらった。

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2012年5月31日のニュース