泣きそうだった特訓 川上麻衣子 新藤監督偲ぶ「死なせてもらえないが口癖」

[ 2012年5月31日 07:39 ]

4月22日の「新藤兼人 100歳の誕生会」で六平直政(後列左)、豊川悦司(後列右)、大竹しのぶ(前列右)、川上麻衣子(前列右)に囲まれる新藤兼人監督

新藤兼人監督死去

 女優の川上麻衣子(46)は「私が10代のころは鬼のような監督だった。(84年公開の「地平線」で)演技のできない私のせいで撮影が止まり、監督と2人で歩き方から特訓した。泣きそうになりながら…」としのび、「晩年は“死なせてもらえない”が口癖の監督だったが、命続く限り生き抜くという自らの教えを、体現された人生だった」と話した。

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2012年5月31日のニュース