俳優休業宣言から3カ月…菅原文太 アニメ映画の声優で復帰

[ 2012年5月30日 07:20 ]

「おおかみこどもの雨と雪」のアフレコに臨んだ菅原文太(左)と細田守監督(C)2012「おおかみこどもの雨と雪」製作委員会

 東日本大震災の被害にショックを受け、今年2月に“俳優休業宣言”した菅原文太(78)が、7月21日公開のアニメ映画「おおかみこどもの雨と雪」(監督細田守)で声優を務める。

 オオカミと人間の間に生まれた主人公らに農作業を手ほどきする老人・韮崎役。現在、山梨県韮崎市などで農業を営む菅原を連想させ、厳しくも温かい人柄でビジュアルもそっくり。細田監督は「韮崎は菅原さんそのもの」と話している。

 仙台市出身の菅原は震災後、被災地支援や脱原発を訴えてきた。今年2月、主演予定だった映画「東京家族」(監督山田洋次、来年1月公開)の降板を発表し「震災の傷が癒えぬうちに撮るべきでない」と説明。引退も示唆したが、一方で「ドキュメンタリーなど、納得いく作品があれば」と話していた。

 今作は自然と人間の共生もテーマのため、オファーを快諾。先月5日のアフレコでは、日本の未来や農業を語ったという。「戦後50年で日本の農業はある意味死んだ。本当は単純で楽しく、風や水や空気に囲まれコツコツ作っていくもの。若い人が気付いてくれれば。監督、そういう作品を作りな」と期待している。

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