「次長課長」河本準一“道義的問題”で津山市観光大使辞任

[ 2012年5月30日 06:00 ]

母親の生活保護受給で岡山県津山市の観光大使を辞任することになった「次長課長」河本準一

 母親(65)の生活保護受給を認め、謝罪したお笑いコンビ「次長課長」の河本準一(37)が、観光大使を務める岡山県津山市に辞任を申し入れたことが29日、分かった。

 同日、所属するよしもとクリエイティブ・エージェンシーの中国地区の担当社員が訪れ、問題の経緯などを説明。不正受給でなく、道義的問題とした上で申し出た。その上で、今後について「地域振興で何かあればやらせてほしい」という本人の意向も伝えた。同市は対応を協議しており、30日にも辞任を発表する見通し。

 一方、河本本人はこの日、レギュラーを務める日本テレビの「火曜サプライズ」(後7・00)に出演。25日に釈明会見を行ってから初の生番組で冒頭、「皆様大変お騒がせして申し訳ありませんでした。今後とも頑張っていきますんで、よろしくお願いします」と視聴者に謝罪した。

 また、テレビ朝日の早河洋社長はこの日の定例会見で「違法行為はないと認識しており、出演に関し、予定の変更などは考えていない」とした。

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2012年5月30日のニュース