沢村一樹主演「DOCTORS」 最終回で有終18・5%

[ 2011年12月16日 10:14 ]

テレビ朝日系連続ドラマ「DOCTORS 最強の名医」で主演した沢村一樹

 沢村一樹(44)主演のテレビ朝日系連続ドラマ「DOCTORS 最強の名医」(毎週木曜後9・00)の最終回が15日に放送され、平均視聴率が18・5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが16日、分かった。最終回は15分拡大で放送された。

 これまでの最高だった第3話の15・7%を大きく上回り、最終回で有終の美を飾った。全話までの平均は14・8%。

 経営難にあえぐ総合病院「堂上総合病院」にやってきたひとりの外科医が「患者を救う」ということだけを考えて奔走する姿を描く医療ドラマ。主演の沢村は患者にはいつも笑顔で接する一方で、理想の医療のためには人を脅し、追い込むなどの手段を選ばないという二面性を持つ外科医・相良浩介を演じる。共演は相良のライバルの外科のエース、高嶋政伸(44)をはじめ、比嘉愛未(25)、滝沢沙織(30)、伊藤蘭(56)、野際陽子(75)ら。脚本は2010年のNHK大河ドラマ「龍馬伝」や「救命病棟24時」シリーズ、「HERO」(ともにフジテレビ)などを手掛けてきた福田靖氏の書き下ろし。

 最終回は、相良(沢村)の胃がんの手術は森山(高嶋)の手によって無事に成功した。一方、肝硬変で入院し、生体肝移植を目指していた光太郎(渋谷武尊・11)に必ず治すと約束した相良だったが、ドナー探しも難航していた。しかし、ドナー提供を渋っていた光太郎の実の父親からようやく承諾を得た相良たちはついに生体肝移植を成功させ… という展開だった。

 前クール同枠ドラマの「陽はまた昇る」(佐藤浩市主演)の全話平均11・3%に比べると、安定した数字を残したといえそうだ。同枠はシリーズものも多く生まれる枠だけあり、今後のシリーズ化にも期待できそうだ。

続きを表示

2011年12月16日のニュース