西野カナ、AAA、クミコら5組が初登場

[ 2010年11月25日 06:00 ]

 【紅白出場歌手決定】初出場組は4組がこの日、東京・渋谷の同局で会見に臨んだ。

 トイレを通した亡き祖母とのきずなを歌った「トイレの神様」が話題を呼んだ植村花菜(27)は「ほんまに夢のよう」と感激。昨年の大みそかはNHKラジオに生出演していたといい「スタジオの横を通る出演者の方を見ながら、来年は出られたらいいなと思っていた。それがかなって信じられない気持ちでいっぱい」と喜んだ。祖母和嘉さんは06年9月に亡くなっており「紅白までに実家(兵庫県川西市)に墓参りして報告したい」と語った。同曲は9分52秒の大作だが「ノーカットで歌わせていただければ」と希望した。
 「ダウンロードの歌姫」と言われる西野カナ(21)は「歴史のある番組に出られてうれしい。家族も友達もみんな喜んでいて、当日は精いっぱい頑張りたい」と抱負。今年は「会いたくて 会いたくて」など4曲をヒットさせ、6月発売のアルバム「to LOVE」でもオリコンチャート2週連続1位を獲得した。
 反戦歌「INORI~祈り~」を歌うクミコ(56)は「平和を祈る気持ちを次の世代につなげていければ」と意気込み、白組で出場する7人組男女ユニット「AAA(トリプルエー)」の宇野実彩子(24)は「女性として白組に出られるのは新しい体験。思いっきり楽しみたい」と話した。沖縄出身の5人組バンド「HY」はライブのため会見を欠席した。

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2010年11月25日のニュース