京都グルメどころじゃなかった高橋克典「全方位的に苦労した」

[ 2010年11月25日 16:06 ]

完成披露記者会見に出席した(左から)西田敏行、奥貫薫、高橋克典、山本耕史、京野ことみ、貫地谷しほり

 来年1月2日にテレビ東京系で放送される「新春ワイド時代劇『戦国疾風伝 二人の軍師~秀吉に天下を獲らせた男たち~』」の完成披露記者会見が25日に行われ、主演の高橋克典(45)と山本耕史(34)と、貫地谷しほり(24)、西田敏行(63)、奥貫薫(40)、京野ことみ(32)が出席した。

 黒田官兵衛役の高橋は本格時代劇は初出演。「全方位的に苦労した。(撮影を行った京都には)おいしいものがたくさんあるのに、出かける時間はまったくなく、次の日のぼう大なセリフと時代劇への挑戦に向けて緊張の日々を送っていた。ついに最後まで鴨川を越えられなかった」と撮影の苦労を口にして苦笑い。とはいえ、「7時間食い入るようにずっと見ることができる、この枠で一番面白い作品ができた」と、仕上がりに自信を見せた。

 もう一人の主役・竹中半兵衛を演じた山本も「短い期間でしたが、集中できて、魂を注げて、本当に半兵衛の半生を走り抜けた」と充実の表情を見せた。

 そんな半兵衛を慕う村娘・楓を演じた貫地谷は、初共演の山本について「間近で共演できる機会があってうれしかった。普段はマジックをやってくれたりしていたが、現場に入るとすごくかっこよくて、(半兵衛の妻役の)京野さんといつもうちのお殿様はかっこいいねって話してました」と笑顔。

 また、今回で4度目となる豊臣秀吉役を演じた西田は「今回の秀吉が最もやっていて、ワクワクして、楽しかった。私は正月2日はハワイとか行きません。家でじっと見ようと思う」と話した。

 「戦国疾風伝 二人の軍師」は“秀吉にニ兵衛あり”といわれた孤高の天才軍師・竹中半兵衛とその思いを受け継いた黒田官兵衛の物語。対照的でありながら、互いを認め合い、秀吉への忠誠と不思議な友情で結ばれた2人の名武将の目を通して秀吉の天下統一を描く。1月2日午後4時より2部構成一挙7時間で放送される。

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2010年11月25日のニュース