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武藤敬司「39年間」の思い込め…蝶野“惜別STF”で完全燃焼 万感2Sにファン涙「闘魂三銃士永遠に」

[ 2023年2月22日 00:39 ]

<武藤敬司引退大会>最後にリングに上げた蝶野正洋(右)タイガー服部(中)とともに手を上げる(撮影・篠原岳夫)
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 プロレスラーの武藤敬司(60=プロレスリング・ノア)が21日、引退試合終了後に自身のツイッターを更新し、感謝をつづった。

 「39年間お世話になりました」と思いを込めた短い文章に、“おかわり”した引退試合で、蝶野のSTFで武藤がギブアップした後の写真を添えた。

 コメント欄には「武藤さんのファンでいられて幸せ」「武藤敬司はずっと俺のヒーロー」「出会えたことは、私の人生の財産」「画面の前で号泣しました」「闘魂三銃士永遠に!」「最高のプロレスをありがとうございました!」「闘魂三銃士全盛の頃からずっと見てきたから感無量」「泣きながら見てました」「プロレスLOVE」「僕のとって、これから先も、最高のプロレスラーです」「オレの青春でした」「39年間本当にお疲れさまでした」「最後までカッコイイ武藤さんでした!」などと労いの言葉が寄せられていた。

 数々の名勝負を生み出した武藤はこの日、内藤哲也(40=新日本)とのシングルマッチで39年間の現役生活に終止符を打った。試合には敗れたが、デビュー戦の相手で闘魂三銃士の盟友、蝶野正洋(59)を解説席からマットに上げ、引退試合を“おかわり”するサプライズも用意。引退日に2度敗れる前代未聞の展開で、「プロレスマスター」は最後まで最高のドラマをファンに提供した。

 武藤と同じ日に入門し、デビュー戦の相手も務めた。黒のカリスマは試合前、リングに登場し「ついにこの日が来てしまいました。武藤敬司引退試合、本当にお疲れさまでした。最後まで武藤敬司を応援よろしくお願いします」とあいさつ。出番はそこまで…ではなかった。自身は引退試合を行っていないが、闘魂三銃士の戦友として用意してくれた最高の舞台。武藤へ向ける言葉の一つ一つに感謝の思いがあふれていた。

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