武藤敬司「最後の最後、東京ドームで白い灰になれるように」引退試合前ラストメッセージ

20日の引退試合記者会見で話をする武藤
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　武藤敬司（60）が新日本プロレスの内藤哲也（40）を相手に引退試合を戦う「KEIJI　MUTO　GRAND　FINAL　PRO―WRESTLING　“LAST”　LOVE～HOLDOUT～」の事前番組が21日、ABEMA「もうすぐ武藤敬司引退！第2試合まで無料で見れますSP！全試合はPPVで生中継」で生放送され、武藤の引退試合直前のラストメッセージVTRが流れた。

　引退試合について「本当は時間がほしいわけだ。ケガとかしてもう少し。でもそんなわけいかないでしょ。東京ドーム大会1カ月延期してくれってお願いしても。だけど時間って止まらねぇからな。開き直りですよ」と語った。

　足のケガの状態については「そんなもの答え教えないよ。レスラーたるもの想像させるものもレスラーだからね。“我慢してるんじゃねぇの？”とか“治ったけど？”とかを想像させるものプロレスラーの仕事だからね」と話した。

　最後の東京ドームについては「（前日の）記者会見だって最後なんだよ。二度とああいう場はこない。全てやることなすことが、全部終わっていくんだよね。それがある意味（東京）ドーム大会より、寂しさがあるというか。自分自身のなかで。変なコメントしたって取り返しがつかない、変な試合したって挽回できないんだからね。次があれば次頑張ろうってなるんだけど」と語った。

　最後にファンへのメッセージとして「最後の最後東京ドームで、白い灰になれるように頑張ります。イヤーッ！」と気合を入れていた。