×

オカダ・カズチカ 清宮海斗を返り討ち!現役王者対決を制する、勝ち名乗り受けず花道去る

[ 2023年2月21日 19:30 ]

武藤敬司引退大会   オカダ・カズチカー清宮海斗 ( 2023年2月21日    東京ドーム )

<武藤敬司引退大会>第7試合 最後はオカダ・カズチカ(右)がレインメイカーで清宮海斗を倒す(撮影・篠原岳夫)
Photo By スポニチ

 武藤敬司引退大会「KEIJI MUTO GRAND FINAL PRO-WRESTLING “LAST”LOVE~HOLD OUT~」が21日に東京ドームで開催された。セミファイナルはIWGP世界ヘビー級王者のオカダ・カズチカがGHCヘビー級王者の清宮海斗を下して、現役王者対決を制した。

 試合は清宮がオカダをギリギリまで追い込む場面もあったが、最後はオカダが開脚式ドライバーからレインメーカーでフォールするがカウント2で引き起こす。そして旋回式のエメラルドフロージョンのようなドライバー技からレインメーカーでカウント3で勝利した。試合終了後は勝ち名乗り受けずにリングを降りて花道を去っていった。

 この試合の発端は1月21日に開催された新日本プロレス「WRESTLE KINGDOM 17 in横浜アリーナ」。オカダと清宮は今大会で1年ぶりにタッグマッチで対戦。試合中、味方を助ける際に清宮がオカダへ顔面蹴り。乱闘騒ぎになり、結果的にノーコンテストで終わった。バックステージでもオカダは激怒したままノーコメント。清宮はシングルを要求。清宮の要求通りシングルマッチが決定した。

 当初オカダはシングルマッチでの対戦を拒否していたが、12日のプロレスリング・ノア大阪大会のメイン終了後に乱入して、メインで勝利した清宮を襲撃して、レインメーカーで決めて宣戦布告した。さらに直前記者会見では日本時間19日に決まっていた棚橋弘至とのIWGP世界ヘビー級選手権に集中することを理由にボイコットしたオカダ。清宮を怒らせていたが、試合では清宮を返り討ちにして勝利した。

続きを表示

この記事のフォト

2023年2月21日のニュース