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原優奈が2―1判定で日本Sフェザー級王座挑戦権を獲得「ボコボコにしばいたる」

[ 2022年10月1日 21:00 ]

ボクシング日本スーパーフェザー級挑戦者決定戦8回戦 ( 2022年10月1日    後楽園ホール )

判定勝ちして雄叫びを上げる原優奈
Photo By スポニチ

 日本スーパーフェザー級2位の原優奈(28=真正)が同級1位の波田(はた)大和(25=帝拳)が2―1で判定勝ちし、日本同級王者・坂晃典(30=仲里)への挑戦権を獲得した。6連勝の原は12勝(6KO)2敗1分け、連勝が9でストップした波田は12勝(11KO)2敗となった。

 手数が少なく慎重な立ち上がりの波田に対し、原は左ジャブを突きながらリズムをつくり、右のショートをタイミング良くヒットさせて優位に立った。波田がプレスを強めると、左ボディーや右ショートアッパーで対応。6回以降は波田が前へでフックやボディーで反撃したものの、やや単発。原は打ち合いでも引かずに粘り、ジャッジ3人の採点は2人が77―75で原を、1人が77―76で波田を支持した。

 大相撲の元小結旭道山さんのおいとして注目された波田を撃破した原は勝利をコールされると雄叫び。「相手は凄く練習してきて、いい選手だった。もっと練習して強くなりたい」と言いながらも「ここが最後じゃない。日本(王座)だけじゃなく。もっと上を目指している」とコメント。「チャンピオンは大阪(の選手)やったかな?ボコボコにしばいたろうかなと思います」と王座奪取へ意気込んだ。後楽園ホールは初見参で「はじめの一歩でしか見たことなかったけど、歓声が聞こえてきて気持ち良かったです」と話した。

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2022年10月1日のニュース