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格闘技大国ブラジルのメディアも猪木さん死去を速報「レジェンドで総合格闘技のパイオニア」と敬意

[ 2022年10月1日 12:48 ]

ホイス・グレイシー(右)と笑顔で握手するアントニオ猪木氏
Photo By スポニチ

 元プロレスラーで、参議院議員を2期務めたアントニオ猪木(アントニオいのき、本名・猪木寛至=いのき・かんじ)さんが1日、自宅で死去した。79歳だった。横浜市出身。難病「全身性アミロイドーシス」で闘病中だった。

 2、3日前から低血糖で体調を崩し、自宅での療養生活が続いていた。前日持ち直したが、この日の朝、状態が悪化し自宅で息を引き取った。

 猪木さんの訃報はブラジルでも伝えられた。ニュースサイトのグローボは「レスリングのレジェンドで総合格闘技のパイオニア、アントニオ猪木が79歳で死去」と速報。少年時代に家族とともに移民としてブラジルに渡り、陸上競技に打ち込んで17歳で日本に戻ってプロレスで国際スターになった経歴を紹介した。ブラジルは日本から持ち込まれた柔道や空手に加え、グレーシー一族を生んだブラジリアン柔術など格闘技が盛ん。猪木さんがブラジルの格闘家を招いて格闘技イベントの開催に尽力した点にも触れ、故人をしのんだ。

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