【WBC】ベネズエラ アラエスがWBC2度目の1試合2発 MLBでは840試合で1度「とても誇り」

[ 2026年3月8日 14:14 ]

第6回WBC1次ラウンドD組   ベネズエラ―イスラエル ( 2026年3月7日    マイアミ )

5回、ソロ本塁打を放ち笑顔を見せるベネズエラのルイス・アラエス(AP)
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 ベネズエラのルイス・アラエス内野手(28)が2本塁打を含む全て長打の4安打で5打点をたたき出し、チームの勝利に貢献した。試合後、会見に出席し「まずこの機会を与えてくれた神に感謝したい。1試合でホームラン2本と二塁打2本を打った。そしてこのユニホームを着て、それができたことをとても誇りに思っている」と笑顔だった。

 まずは初回、鮮やかな速攻で試合の主導権を自軍に引き寄せた。初回1死一塁、右中間に先制の適時二塁打を放ち、打線を勢いづける。22年からMLBで3年連続の首位打者を獲得した男のバットはその後も止まらなった。

 4―1の5回1死、イスラエル3番手・ジーバーの93.2マイル(約150.0キロ)直球を捉え、右越えに本塁打を放った。打球速度98.5マイル(約158.4キロ)、飛距離372フィート(約113.4メートル)、角度27度の一発。さらに7―2の6回2死一、三塁からはカミンスキーの内角に食い込んでくるシンカーを巧みなバットコントロールですくい上げると、打球は右翼席の前列に届いた。打球速度95.2マイル(約153.2キロ)、飛距離355フィート(約108.2メートル)、角度33度の技ありの3ランで試合を決定づけた。

 アラエスはMLBで22年から3年連続で首位打者を獲得。840試合の出場で通算1028安打を放っているが、本塁打は36本。1試合2本塁打はマーリンズ時代の23年9月15日(日本時間16日)のブレーブス戦の1度しかない。しかしWBCでは前回大会の準々決勝・米国戦以来、2度目のマルチ本塁打。「シンプルにやろうとしているだけだ。ボールをインプレーにすることだけを考えている。センターに打とうとする。それだけだ」と“自然体”を強調した。

 ベネズエラ人としてWBCで唯一の1試合複数本塁打を放った選手で、5打点は前回大会の1次ラウンド・プエルトリコ戦でサルバドール・ペレスが樹立した記録に並ぶ、ベネズエラ人選手としての1試合最多タイ打点となった。

 次戦は1日開いて、9日(日本時間10日)のニカラグア戦。そして11日(同12日)にはD組最大のライバル・ドミニカ共和国との一戦を控える。残り2戦に向け「心構えは同じだ。すべての試合が重要だ。すべて勝たなければならない。1試合だけが特別ということはない」と言葉に力を込める。「私たちは競い合うためにここにいる。国のためにすべてを出す。試合の結果はどちらがより良いプレーをしたかで決まる」と勝利へ全力を尽くすことを誓った。

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