8強進出が優先?韓国メディア「日本が上回っている」「実利的な選択」日本戦で34歳右腕が先発のワケ

[ 2026年3月7日 09:37 ]

韓国代表の高永表
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 第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で1次ラウンドC組に入った侍ジャパンは7日に韓国戦を行う。韓国メディアは先発に高永表(コ・ヨンピョ)投手(34)が起用された理由として「8強優先」ではないかと推察した。

 今大会、C組は日本、韓国、台湾、オーストラリア、チェコが入り、上位2チームが準々決勝に進むことができる。

 韓国は2009年の第2回大会で準優勝だったが、以降3大会連続で1次ラウンドで敗退。前回大会も初戦でオーストラリアに敗れると、日本には4─13で大敗し、2勝2敗で準々決勝進出を逃した。

 今大会は初戦となった5日のチェコ戦で11─4と大勝発進。2試合目となる7日の日本戦はコ・ヨンピョが先発起用されることとなった。

 韓国メディア「OSEN」はMLB通算78勝のベテラン左腕、柳賢振(リュ・ヒョンジン)や150キロを超す豪速球が武器の郭彬(クァク・ビン)、23年にレンジャーズで12勝を挙げたデーン・ダニングらがいる中で、コ・ヨンピョが先発に抜擢された理由を分析した。

 コ・ヨンピョも昨季、韓国プロ野球で29試合に登板し、11勝8敗、防御率3・30とまずまずの成績を収めた。毎試合クオリティースタート(6回以上、自責点3以下)を期待される投手であることから名前にちなんで「高QS」というニックネームがあることも紹介。その上で「無失点の圧倒的な投球を期待できるタイプではない」と記した。

 そして、「現在1勝を挙げている韓国にとって、当然日本を破るのが最高のシナリオだ。しかし、現実的な戦力を見た際、日本が上回っているのも事実だ」と指摘。「実質的な2位争いの相手である台湾やオーストラリアとの試合に集中するほうが、より実利的な判断と言えるかもしれない」とした。

 だからこそ、「コ・ヨンピョを日本戦の先発に立てたのは、台湾やオーストラリアとの試合により集中するという意図の表れとも取れる。日本戦はコ・ヨンピョが失点を最小限に抑えつつ長いイニングを安定して消化し、打線の爆発に期待する。その一方で、支配的な投球ができる投手たちは台湾戦やオーストラリア戦に集中投入するという案だ」とリュ・ヒョンジンらは絶対に落とせない、台湾、オーストラリア戦で起用されるのではと記した。

 韓国がWBCで日本を破ったのは2009年が最後。「それだけに日韓戦の勝利を切望しているが、それと同じくらい準々決勝進出も切実だ。実利的な選択をした韓国が、日韓戦と残りの大会でどのような結果を出すのか、ファンの期待が高まっている」と結んだ。

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