【侍ジャパン】「大魔王」の貫禄!由伸、2回2/3を無安打無失点 井端監督「大事な初戦で素晴らしい」

[ 2026年3月7日 05:23 ]

第6回WBC1次ラウンドC組   日本13ー0台湾 ( 2026年3月6日    東京D )

WBC1次R<日本・台湾>3回、四球を与え悔しがる山本(撮影・沢田 明徳)
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 「大魔王」に流れなど関係ない。初回の好機を逃した直後のマウンド。出塁を許せば不穏な空気が流れる初回の守りを、山本は10球で終わらせ「初回はいつもより良い入りができた」とうなずいた。

 台湾メディアが右腕に付けた異名は「大魔王」。メジャー2年目の昨季12勝8敗、ナ・リーグ2位の防御率2・49をマークし、2連覇を達成したワールドシリーズ(WS)は「中0日」で登板するなど3勝を挙げてMVPに輝いた活躍は知れ渡っていた。西武で8年間プレーし、6番で出場した呉念庭(ウー・ネンティン)も「最高峰の投手」と認めていた。台湾からも多くのファンが詰めかけた一戦で、相手の希望を打ち砕いた。

 打線の猛攻も呼んだ。西武に新加入した林安可(リン・アンコー)を158キロ直球で三ゴロに打ち取るなど3者凡退の発進。オリックス時代にバッテリーを組んだ若月と息の合ったコンビでリズム良く滑り出し、直後に10得点が入った。

 昨季の疲労が懸念される中、昨年11月下旬から練習を再開し「(WS制覇から)4カ月でいけるのかなというのは不安な要素としてはあったけど、動いてみるとコンディションも良かった。いけるなと思った」とWBC出場を決断した。米国での調整を経て2月28日に帰国し、ぶっつけでの本番も最速158・5キロを計測。「予定通り過ごせた。不安なことを考えることなくしっかり腕を振ることができた」と振り返った。

 3回2死一塁から2四球で満塁を招いて53球で降板。井端監督は「大事な初戦で素晴らしいピッチングをしてくれた」と感謝した。2回2/3を無安打無失点で2奪三振。「細かい部分をしっかり調整してまた次、より良い状態で投げられるように」。日本のエースはさすがだった。(小野寺 大)

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