メッツ傘下3A・藤浪晋太郎は右肩の故障か 米記者が報道 12日に負傷者リスト入り 4日が最後の登板

[ 2024年5月14日 03:00 ]

藤浪晋太郎(AP)
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 メッツ傘下シラキュースに所属する藤浪晋太郎投手(30)が7日間の負傷者リスト(IL)した件について、米国での報道で「右肩痛」との情報が出ている。

 ニューヨークポスト紙のマイク・ピューマ記者が自身のXで「藤浪晋太郎は肩の故障でシラキュースの試合を欠場している。今季はトリプルAで9試合に登板し、防御率は14.09」と投稿したもの。藤浪は11日(日本時間12日)までにチームの公式ホームページ(HP)で7日間の負傷者リスト入りが発表されたが、負傷理由は明らかになっていなかった。

 藤浪は2015年に右肩の炎症のため、11月に日本と台湾で開催された国際大会「プレミア12」の日本代表を辞退している。その際はオフシーズンを肩の休養に充て、翌年キャンプから本格投球を再開した。また17年秋にも右肩痛の時期はあったが、大事に至っていない。

 今季はここまでマイナーで9試合に登板。計7回2/3を投げ、19四死球、防御率14.09とふるわず、直近5試合は連続で失点していた。3日(同4日)の敵地でのナショナルズ傘下ロチェスター戦に3番手として救援登板。2回を投げ、1安打2失点、4四球だった試合を最後に登板していない。

 代理人を務めるスコット・ボラス氏は、6日(日本時間7日)に取材に応じた際には「今、彼は今までなかったような環境で投げている。本当に寒い。四球も多い」と同情したうえで「そのうち制球力を取り戻すと思う。リズムが戻ってくれば去年の良い時のようなピッチングができる。彼はメジャーレベルの球威を持っている。制球力が戻ればやれる」との見通しを口にしていた。

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