阪神がワンチャンスをものにして巨人に勝利 森下が決勝2点打で今季10打点に到達

[ 2024年4月17日 20:39 ]

セ・リーグ   阪神2-0巨人 ( 2024年4月17日    甲子園 )

<神・巨>3回、先制の2点二塁打を放つ森下(撮影・北條 貴史)
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 阪神が巨人に競り勝ち、借金を「1」とした。2得点以下は9試合連続に伸びたものの、猛虎はラッキーな形で先制点を挙げ、盤石の投手リレーでリードを守り切った。

 0―0で迎えた3回、2死無走者から近本、中野の連打で一、二塁とすると、続く3番・森下がフルカウントから中堅へはじき返した。痛烈なライナーながら、佐々木の守備範囲かと思われた。しかし佐々木が目測を誤り、打球は頭上を越えて塁上の走者2人が生還した。

 投げては先発・伊藤将が6回無失点の好投を披露した。前回10日の広島では2回6失点の大乱調。ファームでは門別が好調で、いわば“背水の陣”で臨んだ一戦できっちりと結果を出した。7回は桐敷が1安打を許しながらも無失点で切り抜けた。8回は岩崎、9回はゲラで逃げ切った。

 岡田監督は阪神監督通算485勝とし、吉田義男氏を抜いて球団歴代単独2位となった。1位の藤本定義氏の514勝まで残り29勝で、今季中の更新は確実。オリックス時代を含めると、673勝となる。

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