日本ハム・ドラ1細野 20日の2軍戦でプロ初登板 左肩違和感で出遅れもついに

[ 2024年4月17日 03:00 ]

日本ハムのドラフト1位・細野
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 アマ左腕最速158キロを誇る日本ハムのドラフト1位・細野晴希投手(22=東洋大)が20日のイースタン・リーグのオイシックス戦(鎌ケ谷)でプロ初登板することが16日、分かった。1イニングの登板を予定。今春のキャンプでは左肩の違和感で出遅れたが、期待の剛腕がベールを脱ぐ。また、昨秋加入したU―18台湾代表のエース、孫易磊(スン・イーレイ)投手(19)も19日の同戦でプロ初登板する見通しとなった。

 日本ハムが誇る左右の剛腕ルーキーが、ついにベールを脱ぐ。19日のイースタン・リーグのオイシックス戦で最速157キロの育成右腕・孫易磊が、翌20日の同戦ではアマ左腕最速158キロを誇るドラフト1位・細野がプロ初登板することが決まった。ともに1イニングを予定しており、プロの第一歩を踏み出す。

 細野は今年1月の新人合同自主トレ中、左肩の違和感を覚えて出遅れた。今春のキャンプは2軍スタート。他球団のドラフト1位選手の活躍を横目に、はやる気持ちを抑えて調整を続けてきた。今月上旬には実戦形式の打撃練習にも初登板。首脳陣に状態の良さを示し、ついに“GOサイン”が出た。

 昨秋に加入した孫易磊は、今年がNPB1年目となる。高卒2年目の年齢とあり、球団方針でスロー調整を続けてきた。オイシックスには同じく台湾出身で日本ハムの先輩である陽岱鋼が所属しており、試合状況を見て陽岱鋼に打席が回ってくるイニングで登板させるプランもある。

 今キャンプで新庄監督は「打者が立った時に、どういう投球をするのか早く見てみたい。楽しみです」と、期待感を口にしていたルーキーコンビ。分厚いベールに隠れていた2人が、ついにマウンドに立つ。

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