中大1年・東恩納 デビューから2戦2勝 沖縄尚学・東浜先輩以来15年ぶり

[ 2024年4月17日 05:00 ]

東都大学野球・第2週第1日   中大5―2国学院大 ( 2024年4月16日    神宮 )

<国学院大・中大>力投する中大・東恩納(撮影・藤山 由理)
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 “ミスターゼロ”こと中大の1年生右腕・東恩納がまたしても快投だ。初先発で5回3安打1失点。2勝目をつかむと、「自分の役割を果たせました」と胸を張った。

 最後まで流れを渡さなかった。130キロ台後半の直球と宝刀・スライダーのコンビネーションで4回まで1安打。5回は1点差とされなお2死三塁で、世界一に輝いた昨年のU18日本代表で同僚だった緒方を迎えた。「抑え切ることだけ考えた」。1ボールからスライダーを3球続けて見逃し三振に仕留めると、強く右手を握った。

 1年春のデビューから2戦2勝は、沖縄尚学の先輩でもある亜大・東浜(ソフトバンク)が09年に4連勝を果たして以来15年ぶり。すでにエース格の雰囲気も漂う右腕は「先発でも後ろでも勝ちにつなげたい」と最後まで頼もしかった。

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