中日・涌井秀章 開幕からの連続無失点「17回1/3」に伸ばす 6回の打席で無念の交代

[ 2024年4月17日 19:43 ]

セ・リーグ   中日-ヤクルト ( 2024年4月17日    バンテリンD )

<中・ヤ>力投する先発の涌井(撮影・椎名 航)
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 中日の涌井秀章投手(37)が17日、ヤクルト戦(バンテリンD)に先発。今季本拠地初登板で、5回無失点と粘投。開幕からの連続無失点を「17回1/3」に伸ばした。

 3回まで毎回ランナーを背負う展開。4回は三者凡退としたが、序盤で3四球など精彩を欠いた。5回零封と最低限の仕事を果たしたが、87球を要し、6回の打席でマウンドを譲る形となった。打線はこの回に得点を奪えず、勝利投手の権利は得られなかった。

 6日の広島戦(マツダ)では今季初勝利を挙げ、史上13人目の20年連続勝利となり、プロ1年目からに限れば史上8人目(右投手で4人目)の快挙を達成。「大したことないです。連盟表彰があるとかならうれしいけど、別に表彰もないので。“つくってくれ”と書いておいてください」と涼しい顔で喜びをかみしめた。

 3月30日のヤクルト戦(神宮)で6回無失点、4月6日の広島戦では6回1/3無失点としており、試合前まで開幕から12回1/3無失点としていた。

 涌井の連続無失点は楽天時代、20年9月の「21」が最長。

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