佐々木麟太郎がついに渡米! 名門・スタンフォード大へ向け出国へ

[ 2024年3月23日 17:10 ]

自身のインスタグラムで渡米を報告した佐々木麟太郎

 歴代最多とされる高校通算140本塁打を放ち、花巻東(岩手)を卒業した佐々木麟太郎内野手が23日、米カリフォルニア州の名門・スタンフォード大へ向け出国する。自身が開設したインスタグラムで報告した。

 佐々木は昨秋ドラフトの目玉として注目されたが、米国への留学を決断。1日の卒業式では「偉大な高校で過ごせた3年間は誇り。次のステージへは覚悟を持って臨みたい」と勉強と野球の“二刀流”への決意を改めて示していた。

 スタンフォード大野球部で背負う番号はすでに「3」に決定。巨人の長嶋茂雄終身名誉監督の現役時代と同じ番号を自ら選択したことも明かしており、「記録だけでなく、記憶に残る偉大な長嶋茂雄選手がつけていた番号。それをつけてプレーできる喜び、イメージが頭に残ったので最終的に決めました」と目を輝かせていた。

 大学の入学式は9月だが、「4月から単位を取れるので、なるべく早く行って勉強したい」とも語っていた佐々木。野球部の練習にも4月から合流し、順調に調整が進めば6月にはサマーリーグに参加、そして来年2月からの新シーズンで公式戦デビューが見込まれる。

 ◇佐々木 麟太郎(ささき・りんたろう)2005年(平17)4月18日生まれ、岩手県出身の18歳。江釣子中では金ケ崎リトルシニアに所属し、ドジャース・大谷の父・徹監督から指導を受けた。父・洋監督が指揮する花巻東では2年春、3年夏の甲子園に出場し昨夏は8強。1メートル84、113キロ。右投げ左打ち。

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