タイガース・前田健太 5度目のオープン戦登板はまさかの10安打6失点

[ 2024年3月24日 04:03 ]

タイガースの前田健太(ロイター)

 タイガースの前田健太投手(35)が23日(日本時間24日)、フロリダ州レークランドで行われたブルージェイズとのオープン戦に先発登板。相手先発の菊池雄星投手(32)との日本人対決だったが、3回2/3を投げ10安打6失点と不本意な結果となった。

 前田は立ち上がりを攻められ、初回は先頭から3連打を浴びるなど4安打で2失点。2回にも2死から同じ1番打者から3番打者に3連打を許してさらに1点を失った。3回も2死二塁から左中間適時二塁打された。4回には無死から連打を浴びて降板となり、その後に本塁打が出て2失点。4回から再登板したが、2死から死球を出したところで再び降板となった。6三振こそ奪ったものの、本来の投球には程遠い内容だった。

 前田はこれで5試合に登板し、通算で20安打11失点、24三振の防御率5・82となった。今季、タイガースに移籍した前田の新天地でのシーズン初登板は、開幕2戦目となる30日(同31日午前3時10分開始予定)の敵地でのホワイトソックス戦に決定している。今後は細かい制球を調整して、本番に備えることになる。

 なお、ブ軍先発の菊池も、3回1/3で8失点の大乱調。日本人対決はともに不本意な投球に終わった。
 

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