ブルージェイズ・菊池雄星　3度目のオープン戦登板は3回1/3で8失点の大乱調

ブルージェイズ・菊池雄星（AP）
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　ブルージェイズの菊池雄星投手（32）が23日（日本時間24日）、フロリダ州レークランドで行われたタイガースとのオープン戦に先発登板。相手先発・前田健太投手（35）との日本人対決だったが、結果は3回1/3を投げ、3本塁打を含む6安打で8失点と散々な内容となった。

　初回、先頭に四球を与えての無死一塁から次打者に左前打され、これに失策がからんで1点の先行を許した。さらに1死三塁から右中間に2ランを運ばれた。2回には2者連続四球などで背負った2死一、二塁のピンチで今度は左越えの3ランを浴びて、無念の降板となった。

　だが、3回から再び登板し、この回は3者凡退に。立ち直ったかに思われたが、4回1死二塁から右翼に場外2ランを浴びて2失点と、最後まで本来の投球は取り戻せなかった。

　菊池は前回登板した3月10日（同11日）のオリオールズ戦でも2本塁打を含む7安打で6失点。開幕に向け再調整を余儀なくされていたが、まさかの2試合連続の大乱調で、防御率も16・43となった。

　すでに今季の初登板試合は、開幕3戦目となる30日（同31日午前5時10分開始予定）の敵地でのレイズ戦に決定している。本番までの残り6日間で調子を取り戻したいところだ。