ソフトBの開幕ローテーション争い終了 6枠外れた板東は2軍行きも再合流へ「まあ見ておいてください」

[ 2024年3月23日 19:09 ]

ソフトバンク・板東
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 ソフトバンクの開幕ローテーション争いが23日、落ち着いた。オフから体をいじめ抜いて29日オリックス戦からの6枠入りを狙うも板東湧梧投手(28)は漏れた。同日の広島戦の練習中に首脳陣から通達され、24日からの2軍行きが決まった。

 「状態が良くなかったなりに、発見もありましたね。ゲームも作ることができたし、抑えることもできた。逆に、まったく悲観はしていませんよ」

 胸を張って、ペイペイドームをあとにした。淡々としていた。最後の1枠をかけて20日の4軍戦(タマスタ筑後)でも先発した。オープン戦では3試合に登板。2日のDeNA戦は2回零封。8日ロッテ戦も2回零封。12日巨人戦も4回4三振零封と見事に抑え込んだ。出力面とフォークの精度を課題に上げていた。結果で示したがライバルたちとは何かが違うと判断された。

 「別に気持ちはまったく変わりませんよ。どこにいても、出番を求めてやるだけですので。まあ、見ておいてくださいよ」。鼻っ柱を上げ、顔をしかめながら1軍再合流に向けて少しだけ笑った。

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