現役ドラフトで巨人加入の馬場が入団会見　阪神戦に闘志「タイガースのことはよく分かっている」

現役ドラフトで巨人に入団した馬場（撮影・村上　大輔）
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　阪神から現役ドラフトで巨人に加入した馬場皐輔投手（28）が12日、東京・大手町の球団事務所で入団会見を行った。

　通算106試合に登板の17年ドラフト1位右腕は「選んでいただいて凄くうれしい。チャンスだと思ってしっかり良いスタートが切れるように頑張っていきたい」と意気込んだ。背番号は「36」に決まった。

　今季も1試合の先発を含む19試合に登板し防御率2・45。先発、ロングリリーフもできる28歳は「どこでも投げたいですし、中継ぎでも複数（イニング）だったり、先発だったり、まずはたくさん投げて準備をしていきたい」。6勝18敗1分けと大きく負け越した阪神には「タイガースのことはよく分かっているので、そういった中で投げられるのは、楽しみ。ジャイアンツの一員として全力で立ち向かっていきたい」と闘志を燃やした。

　同席した吉村編成本部長は「こういう制度がなければなかなか実現しなかった。現場も編成のスタッフも注目していて一番獲得したかった選手が現役ドラフトで獲得できた。力になってくれるという期待をしています」と話した。