「ハマのササキ」佐々木千隼が魔神継承!現役ドラフトでロッテから移籍 憧れの球団でキャリアハイを

[ 2023年12月12日 05:30 ]

入団会見に臨む佐々木(撮影・島崎忠彦)
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 「ハマのササキ」が帰ってくる。現役ドラフトでロッテからDeNA入りが決まった佐々木千隼投手(29)が11日、横浜市内の球団事務所で入団会見。「急なことでびっくりしたけど自分にはプラス。言われたことは何でもやる」と意気込んだ。

 球団で「ササキ」と言えば、98年の日本一に貢献した日米通算381セーブの大魔神・佐々木主浩。05年の現役引退後、佐々木姓の選手が19年ぶりに誕生する。佐々木千は「フォークのイメージ」と説明。同じ救援投手で自身もフォークが武器だけに「そう言われるように頑張る」と「魔神継承」に夢を広げた。

 DeNA入りには8年越しの思いもあった。桜美林大では、特別コーチだった元横浜(現DeNA)の野村弘樹氏から指導を受け、その縁でDeNAに憧れを持っていた。16年ドラフトでは「外れ1位」では史上最多の5球団競合の末にロッテの指名が確定。DeNAも含まれており「(監督の)ラミレスさんがクジを引かないかなと思っていたので、うれしい」と当時を思い出しつつ笑顔を見せた。

 ロッテでは通算106試合に登板。21年は自己最多54試合で8勝をマークした。今季は不振で2試合のみだったが「キャリアハイを目指す」と新天地での活躍を誓った。「直球を磨きなおしてキャンプからアピールし、勝利に貢献する」。背番号は41に決定。幕張から「ハマのササキ」として、新たな野球人生に挑む。(大木 穂高)

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