落合博満氏 今年の阪神を象徴する選手の初タイトル獲得の要因「フォアボールのなせる技」

[ 2023年12月12日 17:05 ]

落合博満氏
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 現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(70)が12日、自身のYouTube「落合博満のオレ流チャンネル #オレ流トレンド」を更新。今季のプロ野球セ・リーグタイトル受賞者について語った。

 今季セ・リーグの打者部門ではDeNA・宮崎敏郎内野手が打率.326で、17年以来、6年ぶりに首位打者に。本塁打王は巨人・岡本和真内野手が41本塁打で、21年以来、3度目の獲得。打点王はDeNA・牧秀悟内野手が103打点で戴冠。自身初のタイトルとなった。最高出塁率は、最後まで宮崎と争った阪神・大山悠輔内野手が自身初タイトル。最多安打も最後までDeNA・牧と阪神・中野拓夢内野手が競り合ったが、両者164安打で並んだまま終了し、タイトルは分け合った。牧は打点王と2冠。中野は21年盗塁王以来のタイトル。最多盗塁は阪神・近本光司外野手が“独走”で、2年連続4度目の獲得となった。

 新しいタイトルホルダーが誕生した中で、落合氏が1番“良かったな”と思った選手を問われると「みんなですよ」と即答。「タイトル獲るっていうのはその年の1番の成績を収めるんでね。数字の高い低いは皆さんが勝手に考えること。タイトルを獲るっていうのは並大抵のことじゃないんでね。素晴らしいことだと思います」と全タイトル受賞者に敬意を表した。

 打者部門では6年ぶりの首位打者獲得となった宮崎について「ケガが多くてね…出場機会が限られた中での首位打者っていうのは良かった」と評価。2年ぶりに本塁打王に返り咲いた岡本和については「よく頑張りましたね」と笑顔を見せた。

 最多安打と打点王の牧は「ホームラン(数)の割には打点が多かったというのは彼にとってはいいシーズンだったんじゃないですか」、盗塁王の近本は「4回目ですか。こうやったら獲れるっていうのがあるんじゃないですか」とそれぞれ分析。今年の阪神を象徴する活躍で最高出塁率を獲得した大山に対しては「フォアボールのなせる技ですよ。それだけボール球を振らないっていうのが要因だったと思う。これを来年以降も続けてもらいたいですね」と期待を込めた。

 今季のセ打者四球ランキングは1位が99個で大山、2位が90個で昨季56発のキング村上(ヤクルト)、3位は大きく離れて72個で岡本和だった。

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