西武・平井 国内FA権行使へ 球団は複数年契約を提示 宣言残留も容認

[ 2023年11月9日 03:00 ]

西武・平井
Photo By スポニチ

 西武・平井克典投手(31)が今季取得した国内FA権を行使することが8日、分かった。西武からは複数年契約を提示され、宣言残留も認められている。6日に球団事務所を訪れた際には「結論はまだ出ていない。しっかりと考えたい」と話しており、球団関係者によると、熟考した末に決断に至った。

 平井はHonda鈴鹿から16年ドラフト5位で入団し、1年目から中継ぎの一角として定着。18年には64試合、19年には稲尾和久(西鉄)の持っていたパ・リーグ記録を更新する81試合に登板。稲尾にあやかって「神様、仏様、平井様」と呼ばれるなど、リーグ連覇に大きく貢献した。今季も54試合に登板し、防御率2.55。最終戦だった10月3日のロッテ戦では通算100ホールドを達成した。

 右横手から切れ味鋭いスライダーを武器に通算337試合に登板してきた鉄腕。宣言残留が基本線とみられるが、ブルペン陣に不安を抱えるチームには需要がありそうだ。

続きを表示

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2023年11月9日のニュース