巨人が逆転CSへ望みつなぐ　坂本が大爆発の21号2ラン＆22号3ラン　エース戸郷が完封12勝目

セ・リーグ   巨人6―0DeNA （ 2023年9月24日    横浜 ）

＜D・巨＞9回、坂本は3ランを放ちナインと喜び合う　（撮影・西川祐介）
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　巨人は戸郷翔征投手（23）の好投と坂本勇人内野手（34）の21号2ラン＆22号3ランを含む3安打5打点でDeNAを下し、連敗を阻止。逆転でのクライマックスシリーズ（CS）進出に望みをつないだ。

　1敗はもちろん、1分けでも自力でのCS進出が消滅する“崖っ縁”の直接対決3連戦初戦に快勝した。

　0―0で迎えた4回、先頭・岡本和の四球を足場にブリンソンの中犠飛で先制。5回には坂本が相手先発左腕・今永から左翼スタンドへ21号2ランを放ってリードを3点に広げた。

　坂本は7試合ぶりとなるこの一発でNPB史上49人目、球団6人目となる通算1000打点を達成。区切りの数字を一気に超えて1001打点とした。9回にも4番手右腕・三嶋からこの試合2発目となる22号3ランをバックスクリーン左へ叩き込んでダメ押し。前日23日の広島戦（東京D）から2試合連続、通算184度目となる猛打賞をマークした。

　投げては試合前まで18回連続無失点投球を続けていた先発右腕・戸郷がこの日も快投。最後まで得点を許さず、今季2度目の完封勝利で12勝目（5敗）をマークしている。

　なお、戸郷は5月24日のDeNA戦（東京D）で9回を散発5安打無四球に抑えて完封勝利しており、今季2度の完封勝利がいずれもDeNA戦。完投勝利はこれで今季4度目、プロ通算8度目となっている。