大谷翔平 最短であす7日復帰か エ軍監督が説明、右脇腹「少し炎症がある」 試合中に通訳通じ出場直訴

[ 2023年9月6日 17:48 ]

ア・リーグ   エンゼルス4ー5オリオールズ ( 2023年9月5日    アナハイム )

<エンゼルス・オリオールズ>4日(日本時間5日)の試合前打撃練習中、足を滑らせる大谷
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 エンゼルスの大谷翔平投手(29)は5日(日本時間6日)、本拠地で行われたオリオールズ戦を2試合連続で欠場した。大谷を欠いたチームは延長10回の末、オリオールズに敗れて5連敗を喫した。

 前日4日(日本時間5日)、試合前の打撃練習中に右脇腹を痛めてオリオールズ戦を欠場。右肘の負傷で既に今季の登板はなくなっていたが、新たなアクシデントで球団は「右脇腹の張り」と発表し、大谷はこの日は検査を受けた。試合中には水原一平通訳がベンチでネビン監督と言葉を交わすシーンがあった。

 試合後、指揮官は、大谷が検査を全て終えたことを明らかにし「少し炎症があるようだ。明日どう使うか。彼が来たら我々は話し合う。ケガに関しては危険を回避できたと思う。日々様子を見ていく状態だ」と説明した。大谷はこの日もプレーを望んでいたことを明かし、状態次第では明日6日(日本時間7日)・オリオールズ戦の試合出場もあり得ると説明した。

 ネビン監督の一問一答は以下の通り。

 ――ゲームを終えて大谷の新たな情報は
 「すべての検査を行った。少し炎症があるようだ。怪我があるのに今日彼がプレーを望んだことは我々には本当にわからない。もう1日必要だと感じた。明日どう使うか。彼が来たら我々は話し合う。ケガに関しては危険を回避できたと思う。日々様子を見ていく状態だ」

 ――彼はここにいたのか
 「イエス」

 ――(水原)一平(通訳)とベンチで話していたのを見たが、代打の準備をしていたのか。
 「一平とは毎試合会話はしているよ」

 ――怪我をしている間、大谷はダグアウトにいるのか、いないのか
 「彼はダグアウトにはいなかったが、ダグアウトのすぐ後ろにいた。彼はケージのところでみんなと一緒にいてみんなと話していた。私は冗談で一平に来いと言ったんだ。彼は僕のところに来て翔平がまだプレーしたいという意思を伝えにきた。明日、彼がどう感じているか見てみよう。もし彼が来て、いい感じだと言ったら、彼がテストに合格したら、私は決断を下すことになるだろう」

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