ブルージェイズ・菊池は5回1失点で勝利投手の権利ゲット　日本3投手同日先発で唯一の白星なるか

ア・リーグ   ブルージェイズ－ロイヤルズ （ 2023年4月4日    カウフマン・スタジアム ）

ロイヤルズ戦に先発した菊池（AP）
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　ブルージェイズの菊池雄星投手（31）が4日（日本時間5日）、敵地カウフマン・スタジアムでのロイヤルズ戦で今季初登板初先発。5回1失点と試合をつくり、勝利投手の権利を得て救援陣に後を託した。

　菊池は2回、レイエスに先制ソロを被弾。続くダフィーに左前打を許したが、冷静に後続を断って最少失点で切り抜けた。5回は1死一、二塁のピンチを迎えたが二者連続で空振り三振。マウンド上で雄叫びを上げた。

　打線も3回にチャプマンの適時打で追いつくと、4回1死三塁から暴投で勝ち越し、6回にはバーショのソロでリードを広げた。

　菊池は昨季、先発で20試合に登板もシーズン途中からリリーフに配置転換。今春はキャンプからアピールを続け、オープン戦7試合で防御率0・87と好成績を残し、先発の機会を勝ち取った。

　この日はパドレス・ダルビッシュ、ツインズ・前田、ブルージェイズ・菊池と、日本の3投手が同日先発。ダルビッシュは5回1失点もチームが逆転負けで勝敗付かず。前田は6回途中1失点も無援に泣き敗戦投手に。菊池は唯一の白星のチャンスが残されている。