DeNA平良拳太郎 トミー・ジョン手術から2年ぶり1軍復帰登板で6回無失点の快投!勝利投手の権利

[ 2023年4月5日 20:10 ]

セ・リーグ   DeNA―巨人 ( 2023年4月5日    横浜 )

<D・巨>6回、中田翔を投ゴロに仕留めガッツポーズの平良(撮影・島崎忠彦)
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 開幕4連敗中のDeNAは5日、本拠地(横浜)で巨人と対戦。2021年にトミー・ジョン手術を受けた平良拳太郎投手(27)が2年ぶりの1軍マウンドで今季初先発。チーム今季初勝利へ6回無失点の快投を見せ、勝利投手の権利を持って降板した。

 昨年は登板なしに終わり、2021年4月8日以来2年ぶりとなる1軍マウンドで、古巣相手に初回から力強く腕を振った。初回は吉川に四球を与えたが無失点。2回は6番・大城に右前打を打たれ、不振の坂本に代わり「8番・遊撃」でプロ初スタメンとなった門脇には三塁線を破られプロ初安打を献上したものの得点は許さなかった。3回には初めて3者凡退に斬る力投。4、5回も3者凡退に仕留め、6回までで毎回の7奪三振を奪いゼロを並べた。

 平良はDeNA移籍5年目となった2021年、開幕ローテーション入りを果たすも、3月28日の巨人戦登板の6回途中に右肘の違和感を訴え降板。その後、6月7日に横浜市内の病院で右肘内側側副じん帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受けた。シーズンオフには自由契約となったが、12月9日に育成選手として再契約。翌2022年はリハビリから始まり、2軍戦で7月に復帰する予定だったが、新型コロナウイルスに感染。実戦登板のないまま7月30日に支配下選手として登録され、背番号59が発表された。8月26日のヤクルトとの2軍戦で実戦復帰登板を果たしたが、1軍登板なしでシーズンを終えていた。

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