DeNA宮崎 全打点で今季1勝に貢献「ホームランは風のおかげ」「平良に先制点を与えられてよかった」

[ 2023年4月5日 21:40 ]

セ・リーグ   DeNA2―0巨人 ( 2023年4月5日    横浜 )

<D・巨>ヒーローインタビューを終えタオルを掲げる(左から)平良、山崎、宮崎(撮影・島崎忠彦)
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 開幕4連敗中のDeNAは5日、本拠地(横浜)で巨人と対戦し今季初勝利を挙げた。投げては先発の平良拳太郎投手(27)が6回無失点の好投で2020年10月29日の巨人戦以来888日ぶりの白星。打っては宮崎敏郎内野手(34)が3回に先制の適時二塁打、6回に貴重な追加点となる2号ソロを放つなど2打数2安打で全2打点を挙げる活躍を見せた。

 平良、山崎とともに今季初となるお立ち台に立った打のヒーローは「素晴らしい投球をしてくれた平良に先制点を与えることができてよかった」と、投のヒーローの力投を称えた。また、「ホームランは風のおかげで入った。まだまだこれから長いので、一日一日頑張りたい。声出し応援になり、本当に選手を後押しする大きな声援をいつもありがとうございます。シーズン始まったばかりですけど次の1勝目指して選手一同頑張りたい」と笑顔で語った。

 初勝利へ「ハマスタ」に歓声がとどろいた。0―0で迎えた3回、先頭の佐野が2打席連続安打で出塁。ドラフト3位ルーキー林が犠打で送ると、3番・宮崎がメンデスが投じた2球目130キロのチェンジアップを完璧に捉えた。打球は中堅フェンスに直撃し、二走・佐野は悠々と先制のホームイン。宮崎は二塁ベース上でベンチの声に軽く右手を上げ応えた。

 自身でもぎ取った先制点に続き、力投する平良に貴重な追加点をプレゼントした。1点リードの6回だった。先頭で打席に立った宮崎は、巨人先発左腕のメンデスが投じた3球目の123キロスライダーを強振。打球は一直線で左翼席に飛び込んだ。開幕2戦目の阪神戦以来となる今季2号に白い歯がこぼれた。

 ▼宮崎 スライダーをうまく回転して捉えることができました。出塁する意識が最高の結果につながりうれしいです。

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