楽天・松井裕樹が最年少200セーブ達成 27歳5カ月で山崎康晃超え 記念球は「妻に渡します」

[ 2023年4月5日 16:12 ]

パ・リーグ   楽天1―0西武 ( 2023年4月5日    楽天モバイルパーク )

<楽・西>通算200セーブを達成してボードを掲げる松井(撮影・白鳥 佳樹)
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 楽天の松井裕樹投手(27)が5日の西武戦、1―0の9回に登板。通算200セーブを史上最年少の27歳5カ月で達成した。

 大歓声に迎えられたお立ち台で「大事なマウンドに上げていただいた歴代の監督さんのおかげ」と史上9人目の達成を喜んだ。

 先頭の山川には右中間二塁打を許した。マキノンにも四球を与えるなど1死二、三塁とピンチをつくった。

 高卒ルーキーの頃から松井を知る本拠地ファンが両手を合わせて見守る中、佐藤からスライダーで空振り三振を奪い、マウンドで吠えた。

 最後は代打・中村をフルカウントから中飛に仕留め、記録を達成した。

 松井は「明日からはさくっと勝ちたい。(記念球は)妻に渡します」とDeNA・山崎康晃の29歳10カ月を超える最年少記録を称える歓声に応えた。

 WBCでは1次ラウンドの韓国戦のみの登板だったが、松井は「野球人生において貴重な経験が出来た」と収穫を口にした。

 楽天ではプロ2年目の2015年から守護神転向。2019年、2022年には最多セーブ王に輝いた。今季もすでに2セーブを挙げていた。
 

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