侍・大勢 試合前セレモニーで大谷&朗希に挟まれて「僕だけ歓声がショボかった」

[ 2023年3月4日 00:19 ]

侍ジャパン壮行試合   日本代表2―7中日 ( 2023年3月3日    バンテリンD )

壮行試合<侍・中>試合前のセレモニーで大谷(右から2人目)と佐々木(同4人目)に挟まれて並ぶ大勢(撮影・会津 智海)
Photo By スポニチ

 3月9日開幕の第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で世界一奪回を目指す野球日本代表「侍ジャパン」は3日、バンテリンドームで行われた壮行試合で中日と対戦。2番手・戸郷と3番手・松井の乱調に加え、打線に元気がなく2ー7と完敗。壮行試合3試合目で初黒星を喫した。

 試合には敗れたものの、9回に5番手で登板した大勢は最速タイとなる159キロの真っすぐを軸に1回無失点と完璧な投球だった。だが「この前投げた方が、自分の中ではやってきたことが出せた。きょうの登板はちょっと投げ急いでところがあった」と納得していなかった。

 投げ急いだ原因については「いつもより力が…ちょっと開きが早かったので、もう少しオフシーズンにやったことを出せたらと思います」と分析。また、今の段階で自己最速タイの159キロを計測したことにも「球速は出たけど、納得のいくボールは宮崎の時の方が多かったので、良いバランスでもっと結果、球速がついてきたらいいと思う」と満足はしていなかった。

 また、この日チームに合流した大谷翔平投手から唐突に「クローザーは誰がするの?」と聞かれたことを明かした。この質問に大勢は自身の名前ではなく「栗林さんです」と栗林良吏投手の名前を挙げて距離を縮めた。

 さらに試合前のセレモニーでは背番号が前後ということもあり隣同士だったことに「恥ずかしいです」と照れた。また佐々木朗希投手とも隣で、大谷と佐々木に挟まれたことに「朗希と大谷さんの間で僕だけ歓声が僕だけ歓声がショボかったんで恥ずかしいっす。両方が凄すぎて、ちょっと気まずいです。僕の時ももうちょっと応援してもらえるとうれしいです」と振り返った。

続きを表示

2023年3月3日のニュース