米代表ウェインライトは球速上がらず5安打3失点 数日前に料理をしていて人さし指をやけど

[ 2023年3月3日 11:29 ]

カージナルスのアダム・ウェインライト(AP)
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 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の米国代表で先発を務めるカージナルスのアダム・ウェインライト(41)が2日(日本時間3日)のアストロズ戦に先発。2回48球を投げ(ストライクは32球)、1本塁打を含む5安打3失点だった。

 ホセ・アブレーユに84・3マイルのシンカーを飛距離133mの特大本塁打とされるなど、100マイル以上の強い打球を4本も許している。心配なのは球速。シンカーは平均で84・9マイル(136・6キロ)、4シームも83・7マイル(134・7キロ)しか出ていない。

 大リーグ公式サイトの取材に、苦笑いしながら「前の登板よりは2マイル(約3・2キロ)ほど速くなっている。まだ左足とお尻の筋肉が滑らかに動いてくれない。ダッシュの時も思うように足が上がらない。でもこれから良くなっていく」と説明している。数日前に料理をしていて人さし指をやけどするということもあった。

 オリーバー・マーモル監督は「これはケガではない。体のパーツが同期していないだけで、足を思うように使えていない。でもベテランだし、何をすべきか知っている。自分で解決できる」と説明する。ウェインライトはこのあとアリゾナに移動し、米国代表に合流する。「今日は前回よりもボールに力があった。強い打球は投げてはいけないところに投げてしまったから。次の登板まで9日くらいある。遠投やウェイトで調整していきたい」と説明していた。

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2023年3月3日のニュース