ヌートバー 大谷と初対面で驚愕「スイングもあり得ないほど凄かった」目標は「金メダル」侍ユニ姿も披露

[ 2023年3月3日 19:15 ]

壮行試合<侍・中>ユニホームも似合う!ベンチで牧(左)と談笑するヌートバー(撮影・椎名 航)
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 第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する侍ジャパンで日系選手で初めてメンバー入りしたラーズ・ヌートバー外野手(25=カージナルス)が3日、バンテリンドームで行われた練習に初参加した。練習後には取材にも対応。その後、試合には出場しないがベンチでユニホーム姿も披露した。

 チームメートのたっちゃんTシャツのサプライズに「最高です」と笑顔を見せたヌートバー。ロッカー、そしてグラウンドで大谷とも声を交わし「大谷選手とは前までは関係性がなかったけど、話してみて凄く気持ちも楽になりましたし、スイングもあり得ないほど凄かったので楽しかったです。一緒に中で打撃練習して、翔平のルーティンを崩さないように気をつけて、練習の内容を見て感心しました」で目を輝かせた。

 時差ボケなどの調整については「昨日は休んで、今は体を動かしていい状態で臨めている。今はジャパンのユニホームを着ているのでアドレナリンが動いていると思うので元気よく動いています。個人的には攻撃でも守備でも必要な練習をしている意識を持ちながら、チームが必要なことをやりながら調整していきたい」と元気に答えた。

 侍ジャパンでの役割は「もちろん外野をやるのは分かってますし、打順はどこでも打ちます。一番大事なのはこのチームが金メダルを獲ることなので、手伝えることがあれば何でもあります。健康な状態で居続けること投手は世界最高峰だと思っているし、あとは野手陣が点を取ってサポートすれば優勝できない理由はないと思っているのでこのまま前に進むしかない」と09年ぶり3度目の世界一へ力強く意気込みを語った。

 ヌートバーはこの日、“たっちゃんTシャツ”を着用し、右手にグラブを持ってグラウンドに現れた。独特のオーラが漂う。宇田川や村上ら選手がアップする中、外野ファウルゾーンで個人的に軽いダッシュなどでアップを開始すると、中村、戸郷、大城、大勢らがそれぞれ時間差で駆け寄りあいさつ。選手たち一人一人と笑顔で丁寧に両手でがっちりと握手を交わした。ストレッチをするダルビッシュに駆け寄り言葉を交わす場面もあった。

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