権藤博氏　リベンジの願い込め始球式「悔しい思い…今も継続。ぜひ雪辱してほしい」猛練習の裏話も

侍ジャパン壮行試合   日本代表―中日 （ 2023年3月3日    バンテリンD ）

壮行試合＜侍・中＞始球式を務める権藤博氏（撮影・椎名　航）
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　権藤博氏（84）が3日、侍ジャパン壮行試合で始球式を務めた。

　2017年の第4回ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）で侍ジャパンの投手コーチを務めた権藤氏は、吉井理人投手コーチに向かって力強い投球を見せ、大谷やヌートバーら侍ジャパンメンバーや中日ナインに加えバンテリンDに詰めかけた多くのファンを沸かせた。

　始球式後は「今回、始球式のお話をいただき、早速練習したところ、ボールが指にかからず腹が立ちました(笑い)。そこから投げ込みをして、マウンドに臨みました」と裏話を披露。そして「我々の時は準決勝でアメリカに敗れ、悔しい思いをしました。その思いは今も継続しています。ぜひ雪辱してほしい。そんな願いを一投に込めました」と自身の、そして日本のリベンジへの願いをボールに込めたことを明かしていた。