阪神・岩貞 背番号もグラブも「能見さん」 来季から先輩左腕契約メーカーの用具使用

[ 2022年12月10日 05:15 ]

キャッチボールを行う岩貞(撮影・成瀬 徹)
Photo By スポニチ

 “能見ロード”を突き進む。岩貞が、用具提供を受ける大阪市のゼット社を訪問し来季のグラブなどについて担当者と意見を交換した。

 「(今年も)たくさんいろいろ作っていただいて。(来年用も)素晴らしいグラブを。それに見合う選手になれるように」

 これまで他メーカー製の用具を使用してきたが今春キャンプから同社のサポートを受けるようになった。ただ、開幕前でヒアリングの時間も限られたため今シーズン中は使用せず。来季からは試合でもゼット社のグラブを使用していく方向だ。10年目となる来季は先発への再転向が濃厚で、背番号は能見が長年背負ってきた14への変更も決定。実は尊敬する先輩左腕もゼット社とアドバイザリープロスタッフ契約を結び、看板選手として腕を振ってきた。

 理想は「14」も「ゼット」も自身のイメージに塗り替えることで「その通りです」と力強く誓った。さまざまな“装い”を変えて臨む新シーズン。戦う準備が整ってきた。(遠藤 礼)

続きを表示

2022年12月10日のニュース