エンゼルスがコントレラス捕手の獲得に動いていたことが判明、チーム売却中も補強資金あり

[ 2022年12月10日 08:47 ]

ペリー・ミナシアンGM
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ロサンゼルス・エンゼルスが、ウィルソン・コントレラス捕手(30)の獲得に動いていたことがわかった。コントレラスはセントルイス・カージナルスと5年総額8750万ドル(約119億円)で契約したが、セントルイスポストディスパッチ紙のデリック・グールド記者が、競争相手にアストロズとエンゼルスがいたと8日(日本時間9日)報じている。

 ウインターミーティングでペリー・ミナシアンGMは23年の贅沢税の基準額2億3300万ドル(約318億円)を超える可能性について「可能性はあると思う。越えてはならないという指示はない。どういった機会があるかだ。我々はもっと補強をしたいし、チームを良くしたい。結果基準額を超えてしまうなら、その可能性はある」と説明していた。オールスター選出3度、通算OPS(出塁率+長打率)・808のコントレラスは確実にチーム力を上げる捕手だった。

 このオフ、エンゼルスはタイラー・アンダーソン、カルロス・エステべス両投手など積極的に補強しており、オンラインサイト「スポットラック」によると、現時点でサラリー総額は2億1267万ドル(約290億円)、基準額まで約2000ドルのところまで来ていた。エンゼルスのコントレラスへの提示額は不明だが、カージナルスの与えた平均年俸1750万ドル(約23億9000万円)に近い数字だったと予想される。果たしてエンゼルスは引き続き捕手を狙うのか。あるいは遊撃手、リリーフ投手を獲得するのか。捕手についてはアストロズにいたクリスチャン・バスケス、ツインズにいたゲーリー・サンチェスらが市場に残っている。

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2022年12月10日のニュース