18年から協議し実現 選手会事務局長「みんな活躍してくれて、成功となる」

[ 2022年12月10日 05:00 ]

現役ドラフト

現役ドラフトの流れ例
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 NPBと18年からの協議の末、実現した現役ドラフトに日本プロ野球選手会・森忠仁事務局長は「感慨深いものがあります」と話した。移籍12選手に連絡すると、全員が前向きに捉えていたという。もっとも手探りの中での第1回開催となり、運営方法を含め、検討課題は数多い。「移籍した選手の活躍を見てからになると思う。みんな活躍してくれて、成功となる」と慎重に言葉をつないだ。

 ▽現役ドラフト 12球団は指名対象として、2人以上の支配下登録選手のリストを12月2日に提出。それを基に、12球団が獲得希望選手1人を議長に通知する。この「人気投票」での票数が暫定指名順位となり、同数の場合は今年のドラフト会議のウエーバー順が優先される。1番目の指名権を獲得した球団から指名を繰り返し、基本的に選手を獲得された球団が次に指名権を得る。既に指名を終えた球団の選手が指名された場合、まだ指名していない球団のうち暫定指名順位が上位の球団が次の指名を行う。1巡目の間は、同じ球団の2人目以降の選手の指名はできない。

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