元阪神・藤川球児氏 名球会入りに「名選手の方々から認められたことに喜びをかみしめている」

[ 2022年12月10日 05:15 ]

特例で名球会への加入が決まった藤川球児氏
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 日本プロ野球名球会の総会が9日に那覇市内のホテルで3年ぶりに開催され、元阪神の藤川球児氏(42=球団スペシャルアシスタント)が元巨人の上原浩治氏(47)とともに初めて特例での入会が決まった。

 阪神でプロ入りした選手では鳥谷敬氏に続いて6人目。総会で会員の4分の3以上の賛成をもって承認され、記念のブレザーを贈られた。「名選手の方々から認められたことは数字を超えたものとして喜びをかみしめている」。一時代を築いた“松坂世代”では初の名球会入り。「(ドラフトで)指名された時に(元西武の)松坂が200勝を目指すと言った。負けずに200セーブを目指すという言葉を残したけど、(後に)セーブは250で名球会入りということを知る。それくらい全選手の目標でした」と実感を込めた。

 藤川氏は日米通算61勝、164ホールド、245セーブ。上原氏は同134勝、104ホールド、128セーブ。入会規約は打者は2000安打以上、投手は200勝もしくは250セーブ以上で、19年に特例を設けることが決まっていた。

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2022年12月10日のニュース