最多奪三振の巨人戸郷が5000万円増の9000万円でサイン

都内の球団事務所で契約更改交渉を行い、大幅昇給した巨人戸郷（球団提供）
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　巨人の戸郷翔征投手（22）が6日、都内の球団事務所で契約更改交渉を行い、今季年俸4000万円から5000万円増の年俸9000万円でサイン。直近の2年は9勝止まりだったが、自己最多12勝を挙げ「沼にハマっているような感覚だったのが、そこを抜け出せたのは良かった」とうなずいた。

　自身初タイトルとなる最多奪三振（154個）も獲得。高卒5年目ながら来季は投手キャプテンを任されることも決まっており「若いですけど、投手を引っ張っていく気持ちでいます。そこにふさわしいような人材になれるよう頑張りたい」と意気込んだ。出場が期待される来年3月のWBCに向けては「2月中旬ぐらいには試合で投げられるように。1、2週間早めの調整をしないといけないなと今考えています」と話した。