高校野球の強豪・履正社が100年記念祝賀会 学園OBの「おぼん・こぼん」がサプライズ出演

[ 2022年12月6日 19:46 ]

アネックス用学校法人履正社の学園創立100周年記念祝賀会で会場を盛りあげるOBの「おぼん・こぼん」
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 学校法人履正社の学園創立100周年記念祝賀会が6日、大阪市内のホテルで行われた。1922年の大阪福島商業の開校に始まり、現在は履正社高校、履正社国際医療スポーツ専門学校、履正社スポーツ専門学校北大阪校など、8500人が学ぶ教育機関として発展をしている。

 式典ではOBの人気漫才コンビ「おぼん・こぼん」がサプライズ出演。軽妙なトークで会場を盛り上げた。1966年に大阪福島商業を卒業した2人は、2年の修学旅行で初めてコンビを組んだのが原点。「50年以上経っても校歌は忘れへんなあ」と舞台で熱唱し、「福島商業から履正社に校名が変わったのは、福島商には入試がないとネタにしたからかも。200周年のイベントにも声かけてや」と笑いを呼んだ。

 履正社高校野球部は2019年夏の甲子園で全国制覇。ヤクルト・山田哲人、阪神・坂本誠志郎、オリックス・T―岡田らが現在も活躍している。岡田龍生前監督(現東洋大姫路監督)も「35年間私自身も履正社で学んで、今がある」と祝辞を送り、サッカー部OBでカタールW杯日本代表FWの町野修斗も「履正社を卒業したことは誇り。これからも子供たちに夢を与える選手になりたい」とメッセージを寄せた。

 釜谷等理事長は500人を超える出席者を前に「時代の波を乗りこえての100年だった。これからも未来に向けて教職員とともに取り組みたい」と今後も人材育成に力を注ぐ意欲を示した。

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2022年12月6日のニュース